首相靖国参拝すれば
アジア全体で抗議
日本、韓国、北朝鮮、中国など八カ国・地域の市民団体代表などでつくる「日本の過去の清算を求める国際連帯協議会」(以下「協議会」の第三回会議が九月二十二日、二十三日、北朝鮮の首都、平壌で開かれました。会議で採択された決議は、小泉首相が靖国神社を再度参拝すれば「アジアと世界各地で大規模な抗議行動を展開する」と宣言しています。
司会者の田原さんが、「これまでは、靖国問題は外交問題という観点から論じられてきたが、だんだんと論点があの戦争をどうみるのかという問題に移ってきた」ときりだし、「今日は、靖国神社とはどういう神社かの、そもそも論を深めたい」と提起して討論がはじまったのです。
遊就館
「大東亜戦争開戦直後」に昭和天皇が詠んだ和歌が掲げられています。
「峰つづき おほうむら
雲吹く風の はやくはらえと ただ
いのるなり」
その心は、戦争の鼓舞そのものです。