美しい煙樹ヶ浜で平和の風満喫
六月五日は絶好のフェスタ日和。
沖縄での日本のうたごえ祭典で入賞した自慢の歌声「海を守れ浜を守れ」「恋人達の浜」の披露につづいて、打ち寄せる波音とエイサーの太鼓と踊りに、“この平和をいつまでも”の気持ちを固めあいました。
懐かしい地曳き網は豊漁とはいきませんでしたが、クジビキで大きな魚を当てた青年はさっそく刺身にしてもらって、なかま達と歓声をあげて食べていました。
自衛隊基地では、一台四億五千万円もする水陸両用の機雷敷設車は、新築の格納庫に隠されて見ることが出来ませんでしたが、この美しい浜で残酷な殺人兵器の敷設訓練などもっての外。
思いがけず、地曳き網で打ち上げられた“うみほおずき”(巻貝の卵)にも出会い、妹と幼い頃の戦後の思い出にしばし浸りました。 (M)